こんにちは、ボーダーパパです!
我が家を新築してから3年が過ぎました。実は土地を購入する際に色々なトラブルがあったのですが、今回は電柱が敷地内に立ったお話です。
みなさんは、電柱が敷地内に建つとお金が貰えるってご存知でしたか?そんな大した金額ではないのですが、貰えないよりは貰えた方が断然マシです!!
我が家のトラブルとその後についてまとめてみましたので、何かしらの参考になれば幸いです。
電柱が立つなんて聞いてない!
我が家の土地は新しく造成された土地です。土地の契約をした際に電柱が立つ話はあったものの、我が家ではない話を聞いておりました。
それがいざ工事が始まる1カ月ほど前に、我が家の土地の中に電柱が立つという連絡がありました。(工事のための電気についてずっと問い合わせていた)
それまで散々、電柱は敷地外でお願いしますという話をしていたので寝耳に水でした…(>_<)
不動産業者と話をしてみると計画上、我が家の敷地内に電柱が立つことになっている、隣の土地の契約者も電柱が立つことを承知している、他の数軒もOKが出ているとのこと。
連絡が遅れて大変申し訳無かったことをお詫びされつつ、我が家がOKをしてくれないと電気が来ないため、隣接した区画の住宅工事が進められないということでした。
その当時は怒り心頭で絶対にゆるさない~と思っていたのですが、うちがOKしなくて周りの方にご迷惑をお掛けするのは嫌だなと思って、早々に諦めることにしました。
建設前のいざこざの元凶になるのは勘弁です。住み始めてから周りの方ともお付き合いがしにくくなるかもしれませんので…。
今となっては、不動産業者もこの口実があれば諦めてくれると思っていたのかもしれないなーと思います。
示談金は貰えるの?
電柱設置が仕方がないものとはいえ、当初の契約時とは異なる話であったので示談金の話も普通に提示されました。
ずーっと電柱は敷地外でお願いしますと言っていたので、当然の流れかもしれませんが…(笑)
提示された金額ですが、大卒の初任給には届かないくらいの金額でした!それ以上の要求もせず、最初からその金額だったので、そのまま受け取ることにしました。
気持ちとしては、現実的な金額だと思うし、思ったよりもちょっと多かったかなという印象でした。
電柱の件は問題でしたが、それ以外のトラブルでもいろいろな対応をしてくれていた不動産業者さんだったので、後々のことを考えると関係性を悪くしたく無かった思いもあります。
個人的には円満解決で終えられたんじゃないかと感じています!
電柱の支線の距離を調整
電柱の問題が発覚して、3カ月後に実際に電柱工事がありました。結局、住宅工事までに電気が間に合わず我が家はディーゼル発電機を現場に設置してもらって作業を進めてもらっていました。
この費用も当然、不動産業者さん持ちとなります。
写真を見てもらえるとわかると思いますが、電柱とそれを支える線の2本があります。
当時、電力会社の計画では電柱からの支線の距離がもっと長くフェンスの基礎のところに埋め込まれる予定でした…。
これだとフェンスの基礎と干渉してしまうので、位置をもっと後ろに下げる必要があります。庭が狭くなっても困るので、支線の位置を電柱のギリギリまで寄せてもらうことになりました。
支線はある程度、電柱を引っ張っていないと支える力が発揮できないので、ここが限界の距離というところで設置してもらっています。
さらに雨水の排水路などの工事も完了していたため、これもやり直してもらうことに。これも、もちろん費用は不動産業者持ちです…。
そんなこんなで、電柱を実際に建てる時も計画変更があったりして、結構大変だったなーという印象が残っています。
ちなみに3年も経つと電柱を立てた周りのコンクリートにヒビが入ってきています。電柱も風で揺れたりするので仕方がありません。
電力会社から支払われる土地使用料
電柱を敷地内に立てるとお金が貰えます!具体的には電柱1本につき年間1,500円です。我が家は電柱と支線の2本があるので、年間3,000円もらえることになります。
また振り込みが3年単位の前払いとなるので、実際は一回につき9,000円振り込まれることになります。新築してからちょうど3年経ったので、今回が2回目の振り込みでした!
金額は少ないですが、不労収入といえば聞こえは良いですよね(笑)
こんな手紙が三年に一回届く
使用料は三年一括で支払われる
3年経って思うこと
当時は忙しい時間の中で、かつ判断する時間も短い中でいろいろと決めないことが沢山あり、ヤキモキすることも多かったです。
住宅建設は自分達の思い通りにいかないことが結構あったりします。自分も初めてのことだし、業者さんも素人である建て主との知識や経験の差があって、上手く話が噛み合わないことも。
いろんなトラブルがある中で、あまりに固執過ぎると泥沼化してしまうこともあるので、どこかのラインで諦めることも肝心なように思います。
もちろん、渦中にいる方はそれどころじゃないよ!!というお気持ちかと、自分もそうだったので(笑)
ただ、今となっては喉元すぎれば…みたいな気持ちに正直なっていますが、振り返ると物事を固執すると状況が悪くなっていったような気がします。
先日、書いた土地選びの記事でも100点満点を求めないというような記載をしました。なんだか、それと似ているようにも思います。
一旦諦めるというか、感情を手放すような感覚でいると事態が好転していったように思うので、少し寛容な気持ちであった方が、上手くいくのかもしれません。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!これからおうちづくりを始められる方の参考になれば幸いです。それでは、また~♪