こんにちは、快適おうちブロガーのボーダーパパ(@borderpapa)です!
今回は、デメリットも多いエアコンの先行配管についてご紹介します!
我が家はエアコンの配管を外壁内に設置しています。一番の魅力は外壁が綺麗に見える点ですが、エアコンの先行配管はデメリットが多いのも事実。
実際に施工してみた感想と価格などをまとめましたので、参考までにご覧ください!
先行配管(隠蔽配管)とは
エアコン工事の際に配管を壁内に設置します。室外機とエアコンまでを結ぶ配管、これを壁の中に埋め込むのが先行配管となります。
後から工事をするのはとても大変ですが、新築時は間取りを決める際にエアコンの取付場所も検討しますよね。
家を建てる時に配管を壁内に埋めてしまえばコストも安く済むので、新築時に検討される方が多いと思います!
先行配管の一番のメリットは建物の外観が綺麗に見える点ですが、デメリットについても多く語られています。
先行配管のメリット
・建物の外観が綺麗に見える。
・エアコンの取付場所の自由度があがる。
(外壁のある内側の壁じゃなくてOK)
先行配管のデメリット
色々なサイトで語られているデメリットも一覧で記載してみました!こんなにあると採用しない方がほとんだと思います(笑)
・エアコンの修理時や新規設置の際に時間がかかり、費用が高くなる。
・エアコンの取付機種が限られる可能性がある。
・配管の曲がりが多くなるため、水漏れが発生しやすい。
・配管が長くなる為、空調効率が落ちたり電気代が高くなる可能性がある。
・トラブル発生時に原因がわかりづらい。
・配管から害虫が入り込みやすい。
可能性があるというわけで、全部が発生するわけではありません。
できる限りリスクを避けたい場合はやめた方が良いかもしれませんね!
新築時の工事費用について
先行配管について調べてみるとコストが高くなるという記述が複数あったので、我が家で掛かった費用を参考に記載してみました!
こちらが先行配管費用のメインとなる部分です。
項目 | 数量 | 金額(税抜) |
冷媒管(2分3分) | 7m | 17,290円 |
冷媒管(2分4分) | 4m | 10,400円 |
ドレン配管工事 | 12m | 10,800円 |
合計 | 23m | 38,490円 |
もう1つは室外機を設置する費用などですね。エアコン関連に関しては、本体の費用を除けばこの2つの費用が新築時にかかりました。
項目 | 数量 | 金額(税抜) |
室外機2段架台 | 1 | 7,000円 |
架台設置費 | 1 | 2,500円 |
室外機設置費 | 2 | 16,000円 |
雑工事 | 1 | 8,000円 |
試運転調整費 | 1 | 8,000円 |
現場雑費 | 1 | 4,010円 |
合計 | 7 | 45,510円 |
実際に室外機を設置した場所の写真です。現在は4台の室外機がありますが、当時は2台だけでした。
室外機を一か所に集めて配置できるという点も先行配管のメリットですね。
配管は一ヵ所に集中させて、ここから壁内に入っていきます。
室外機の上部にも配管はありません。
実際に採用した感想は?
家を新築してから今年で丸5年経ちますが今のところ問題は感じていません!
新築時は先行配管のデメリットを知らなかったので、もし知っていれば採用しなかったかもしれません(笑)
昨年は、子ども部屋のエアコンを新規で付けたのですが、家を建てた時と同じ電気工事屋さんにお願いしました。
家電量販店と比べて、値段はやっぱり高いと思います。ただ、業者さんによってエアコン工事は良し悪しがあるのもまた事実で…。
コストや汎用性を考えると先行配管はやめておいた方が良いかもしれませんね。
一方で、毎日見る家の外観。外壁がいつも綺麗に見えるのは、これは大きな価値だと思っています!!
エアコンは10年以上使用することが多いので、まだトラブルに見舞われていないのかもしれませんが、実際に採用してみた感想は、そこまで大変な印象は無く、今の満足度としては高いです!
もし住んでいく中で先行配管のトラブルが出たら、またブログでも紹介したいと思います!それでは、また~♪